一覧に戻る文学・評論うらんぼんの夜川瀬七緒お盆(盂蘭盆)を指す方言を題に掲げた長編小説。深い藍色の闇を背に、白百合が左右対称に咲き、揺らめく橙の炎に挟まれて制服姿の少女二人が背中合わせに立つ。目元を覆う赤い帯と足元から伸びる濃緑の葉が、生者と死者の境を曖昧にする儀式めいた静けさをまとう。中央に置かれた白い仮名のタイトルが、闇の中の祈りのような均衡をつくりだしている。About出版社朝日新聞出版出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁片岡忠彦装画サイトウユウスケ(welle design)Amazonで見る