一覧に戻る文学・評論娘の結婚小路幸也娘から結婚相手を紹介される、その一日の食卓を描いた家族小説。和室の窓辺に並んで正座する若いふたりを、淡い水彩タッチで柔らかく描き出した装画が中央を占める。タイトルは朱の明朝体で大きく置かれ、その脇に英題が細い欧文で小さく添えられて、和の場面に控えめな余韻を加える。畳に落ちる光、湯呑の湯気、伏し目がちな表情——絵に流れる静かな緊張が、家族が言葉を選び合うひとときの空気をそのまま閉じ込めている。About出版社祥伝社出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁山影麻奈装画新目惠Amazonで見る