一覧に戻る文学・評論少しだけ、おともだち朝倉かすみタイトル「少しだけ、おともだち」が示すのは、近すぎず遠すぎない関係のあわい。表紙では鱗のように重なる黒く丸い形が画面を覆い、その狭間に白い猫が身を寄せ、いくつかの円には鳥の足跡を思わせる小さな図像が静かに刻まれている。深いグレーの地紙には手作業の刷り跡が滲み、生き物たちのささやかな体温だけがほの明るく浮かぶ。黄緑の仮名でしるされた書名は、闇に灯る合図のように、つかず離れずの距離をやわらかく言い当てている。About出版社筑摩書房出版年2012年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画なかむら葉子Amazonで見る