一覧に戻る文学・評論金脈 The OILSHOCK!嶽本野ばら石油という現代文明の血脈をめぐる物語。青く澄んだ空の下、荒涼とした油田跡らしき大地に、フリルのドレスとパラソルをまとった少女と銃を掲げる青年が立ち、背後には鉄塔のような構造物が朽ちかけて沈黙している。アニメ調のイラストレーションを大胆な構図で配し、墨色の太い明朝で「金脈」を大書、英題と著者名は欧文書体で軽やかに添えられる。少女のスカートの裾に滲む油の汚れが、可憐さと汚濁の同居というこの小説の主題を端的に告げている。About出版社小学館出版年2014年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁片岡忠彦装画田代ほけきょAmazonで見る