一覧に戻る文学・評論-196℃のゆりかご藤ノ木優生殖医療の現場で、凍結された命と向き合う人々の選択と祈りを描く一篇。タイトルが指し示す極低温の世界を、表紙は氷の結晶を思わせる淡い水彩のタッチで包む。青と緑を基調に、わずかに差す赤褐色が体温のように滲み、白地のうえで結晶片が散らばるように構成される。明朝体のタイトルは縦組みで静かに置かれ、英題が小さく添えられて余白が呼吸する。冷たさと、その内側で揺らぐ温度を、一枚の絵として静かに掬い上げた装丁。About出版社小学館出版年2024年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁長﨑綾(next door design)装画萩結Amazonで見る