一覧に戻る文学・評論invert II 覗き窓の死角相沢沙呼倒叙ミステリの形式をとる連作短編集。読者ははじめから犯人の側に立ち、その完璧なはずの犯行がいかにして覆されるかを見届ける。黄色い小花に包まれた少女の緑の瞳が、画面のこちら側へ静かに焦点を合わせる装画。タイトルは半透明の欧文を縦に大きく伏せ、細い明朝の和文がそこへ寄り添う。光の粒に滲む彩色が、覗く側と覗かれる側の境界を、ゆっくりと反転させていく。About出版社講談社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画遠田志帆Amazonで見る