
invert II 覗き窓の死角
倒叙ミステリの形式をとる連作短編集。読者ははじめから犯人の側に立ち、その完璧なはずの犯行がいかにして覆されるかを見届ける。黄色い小花に包まれた少女の緑の瞳が、画面のこちら側へ静かに焦点を合わせる装画。タイトルは半透明の欧文を縦に大きく伏せ、細い明朝の和文がそこへ寄り添う。光の粒に滲む彩色が、覗く側と覗かれる側の境界を、ゆっくりと反転させていく。
About
Credits
- 装丁
- 坂野公一(welle design)
- 装画
- 遠田志帆(JUN KIDOKORO DESIGN)

















