一覧に戻る文学・評論とにもかくにもごはん小野寺史宜子ども食堂を舞台に、世代を越えた人々の暮らしと希望を描く群像劇。深い藍の夜空に三日月と星が散る背景の上、ハンバーグの皿、湯気の立ちそうな汁物、野の花を生けた花瓶が、水彩のタッチで穏やかに並ぶ。手描き風の題字は丸みを帯びた札に収められ、夜にともる小さな灯のような温度を放つ。誰かと食卓を囲うことそのものが、ささやかな救いになる物語であると、一枚の絵が静かに告げている。About出版社講談社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁アルビレオ装画柿本芳枝Amazonで見る