一覧に戻る文学・評論ひとごと森浩美他人の暮らしに耳をすませば、そこにも誰かの事情がある。家族や近隣に潜む小さな機微を掬い取る短編集。表紙は陽の差す住宅街の路上を描いた淡彩のイラストレーション。門前に佇む女性、その先を歩く親子連れ、街路樹の影が舗道に長く伸び、誰かの一日が始まったばかりのような穏やかな空気を湛えている。タイトルと著者名は黄色の手書き調の文字で抜かれ、ありふれた風景の奥にある「ひとごと」ならざる物語を、静かに招き入れる。About出版社KADOKAWA出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁須田杏菜装画木内達朗Amazonで見る