一覧に戻る
美しい星
文学・評論

美しい星

三島由紀夫

自らを宇宙人だと自覚した一家四人が、核戦争前夜の地球で人類の救済をめぐって苦悩する長編。観念と滑稽がない交ぜになった、晩年の三島由紀夫がたどり着いた寓話的傑作である。表紙は白地に放たれたクレヨンめいた素描で、四人の人物が正面を向いて並ぶ。黒い線でラフに象られた顔と衣服のあいだに、黄色の小さな閃光と、空に浮かぶ皿状の物体がちらりと差し色で置かれる。題字は黒の明朝、著者名は太く堂々と頭上に組まれ、稚拙さを装った絵の素朴さと拮抗する。荒唐無稽な設定を、童画のような筆致が静かに地上へ引き戻している。

About

出版社
新潮社
出版年
2003
判型
文庫
ジャンル
文学・評論

Credits

装画
牧野伊三夫アリヤマデザインストア
Amazonで見る情報の訂正を提案
『ここが私の東京』 装丁: 倉地亜紀子 書影

ここが私の東京

岡崎武志

装丁倉地亜紀子

装画牧野伊三夫

筑摩書房 / 2023年

文学・評論
『新版 雪に生きる』 装丁: 中本ちはる 書影

新版 雪に生きる

猪谷六合雄

装丁中本ちはる

装画牧野伊三夫

カノア / 2021年

趣味・実用
『瓢箪から人生』 装丁: 有山達也+中本ちはる(アリヤマデザインストア) 題字 書影

瓢箪から人生

夏井いつき

装丁有山達也+中本ちはる(アリヤマデザインストア) 題字

装画牧野伊三夫

小学館 / 2022年

文学・評論
『画家のむだ歩き』 装丁: 中林麻衣子 書影

画家のむだ歩き

牧野伊三夫

装丁中林麻衣子

装画牧野伊三夫

中央公論新社 / 2018年

文学・評論
『箸もてば』 装丁: 有山達也 書影

箸もてば

石田千

装丁有山達也

装画牧野伊三夫

新講社 / 2017年

文学・評論
『100回泣いても変わらないので恋することにした。』 装丁: 鈴木久美 書影

100回泣いても変わらないので恋することにした。

堀川アサコ

装丁鈴木久美

装画アラキマリ

新潮社 / 2017年

文学・評論
『ノースライト』 装丁: 新潮社装幀室 書影

ノースライト

横山秀夫

装丁新潮社装幀室

装画agoera

新潮社 / 2019年

文学・評論
『消えない夏に僕らはいる』 装丁: 川谷康久 書影

消えない夏に僕らはいる

装丁川谷康久

装画烏羽雨

新潮社 / 2014年

文学・評論
『ホサナ』 装丁: 山本祐衣 書影

ホサナ

町田康

装丁山本祐衣

装画牧野伊三夫

講談社 / 2017年

文学・評論
『バスを待って』 装丁: 有山達也 書影

バスを待って

石田千

装丁有山達也

装画牧野伊三夫

小学館 / 2016年

文学・評論
『正直』 装丁: 鈴木成一デザイン室 書影

正直

装丁鈴木成一デザイン室

装画牧野伊三夫

2015年

人文・思想
『1週間ハワイ 改訂版』 装丁: 渡邊民人 書影

1週間ハワイ 改訂版

装丁渡邊民人

装画牧野伊三夫

2010年

趣味・実用
『コンピュータのひみつ』 装画: 牧野伊三夫+中島美佳 書影

コンピュータのひみつ

装画牧野伊三夫+中島美佳

朝日出版社 / 2010年

科学・テクノロジー
『バスを待って』 装丁: 中島美佳 書影

バスを待って

装丁中島美佳

装画牧野伊三夫

小学館 / 2013年

文学・評論
『麹町二婆二娘孫一人』 装丁: 新潮社装幀室 書影

麹町二婆二娘孫一人

装丁新潮社装幀室

装画丹下京子

新潮社 / 2014年

文学・評論
『#真相をお話しします』 装丁: 新潮社装幀室 書影

#真相をお話しします

結城真一郎

装丁新潮社装幀室

装画太田侑子

新潮社 / 2022年

文学・評論
『グスコーブドリの太陽系: 宮沢賢治リサイタル&リミックス』 装丁: 新潮社装幀室 書影

グスコーブドリの太陽系: 宮沢賢治リサイタル&リミックス

古川日出男

装丁新潮社装幀室

装画秋山花

新潮社 / 2019年

文学・評論
『夜、僕らは輪になって歩く』 装丁: 新潮社装幀室 書影

夜、僕らは輪になって歩く

AlarcónDaniel、藤井光

装丁新潮社装幀室

装画杉山巧

新潮社 / 2016年

文学・評論