
アフター・カルチュラル・スタディーズ
カルチュラル・スタディーズという知の運動が一巡したあと、その思想と方法はどこへ向かうのか。社会学を専門とする著者が、自身も関わってきたこの領域を辿り直し、その現在地を問う論考集。装丁は、淡い地の中央に大きな黒い矩形を据え、英題を上に、和題は下に太いゴシックで配したきわめてミニマルな構成。著者名は右側に縦組みで添えられる。装画も写真も持たず、矩形の沈黙と余白だけで一冊を支える。何も描かないことで読み手の思考に場所を開く表紙が、批評の足場を問い直そうとする本書の姿勢と静かに響き合う。
About
Credits
- 装丁
- 水戸部功

















