一覧に戻る文学・評論花物語 下大正から昭和初期にかけて少女たちに熱狂的に読まれた連作短篇集の文庫版・下巻。花の名を冠した物語が、揺れる感情や淡い親密さをすくいとる。淡いピンクを地に、青緑の百合と黒髪のおかっぱ少女を大胆に配した装画は、輪郭線を残した水彩のにじみと、首元の十字架の鎖が静かな緊張をもたらす。タイトルは明朝で縦組み、ローマ字を添えて品よくまとめられ、少女小説の系譜を現代の手触りで提示している。About出版社吉屋信子出版年2009年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大野リサ装画さやか