
ただしさに殺されないために 声なき者への社会論
社会の「ただしさ」が時に誰かを締めつけ、声なき者を追い詰めていく現代を、SNS時代の事件や承認をめぐる闘争を手がかりに読み解く30篇。表紙はざらついた白地に縦組みの明朝でタイトルを置き、語のいくつかを黒い帯で部分的に反転させて白く抜く。各行の「に」だけが帯から外れて黒のまま残る不揃いの組みが、整然と並ぶ「正しさ」のなかで取りこぼされる小さな声を可視化する。下段に細かなコピーを並べた帯の重さが、白の余白に静かな緊張を足している。
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- 装丁
- 加藤賢策(LABORATORIES)

















