
建築家でありデザイナー、思想家でもあったバーナード・ルドフスキーの仕事と思想を、住まいや衣服、食といった「生活技術」の視点からたどる一冊。サーモンピンクの地に、黒い線描で樹木と庭の家具らしき情景がのびやかに広がり、その上を太い和文タイポグラフィが縦に大きく横断する。手描きの繊細な線と、骨太な書体、欧文ロゴの直立した存在感が同じ平面で響き合い、生活と思索が地続きであった彼の世界観を、軽やかさと構築性の両面から立ち上げている。
著佐久間裕美子
装丁加藤賢策+守谷めぐみ
朝日出版社 / 2020年
社会・政治