
YMOのレコーディング・スタッフとして活動を間近で見届けた著者が、テクノ・ポップの制作現場と音の魔法を解き明かす一冊。白地の中央に置かれた六角形は、オレンジ・グレー・モノクロームの三角形に分割され、ケーブルや星空、幾何学的なパターンが嵌め込まれている。タイトルはサンセリフの欧文を縦横に配し、装飾を削いだ余白が音響的な静けさをつくる。三つの面が一点で交わる構図そのものが、三者の音と記憶を束ねる比喩のように立ち上がる。
著BaconFrancis
装丁加藤賢策
求龍堂 / 2021年
アート・建築・デザイン