一覧に戻る文学・評論この世界からは出ていくけれど姜芳華+金草葉+尹志映夜空が裂け、その隙間から黄色い昼の光がのぞく。観覧車のゴンドラのひとつに、小さな人物がぽつんと立っている。本書は、この世界の輪郭を静かに書き換えていく韓国SFの短篇集。星の散る紺と、鳥の飛ぶ淡い黄を上下に分け、境目に細い鉄骨を走らせた構図のカバー。柔らかな筆致のイラストと、白い短冊に縦組みで置かれたタイトルの落ち着いた佇まいが、別の場所へそっと手を伸ばす物語の手触りをそのまま映している。About出版社早川書房出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁早川書房デザイン室装画カシワイAmazonで見る