一覧に戻る文学・評論葬偽屋は弔わない:殺生歩武と5つのヴァニタス森晶麿葬偽屋」を名乗る青年・殺生歩武を軸に編まれる、五話連作のミステリ。死を扱う仕事の裏に蠢く欺瞞と、ヴァニタス=人生の虚しさが主題に据えられる。カバーは漆黒の地に金で縁取られた仏壇を配し、頭蓋骨を手にした喪服の男と傍らに立つ女性をイラストレーションで描き出す。中央には一輪の白い花。タイトルの「偽」だけを鮮やかな黄に抜き、虚飾の一字を視覚の中心に据える。死と装飾が静かに共犯する、ヴァニタス画めいた佇まいの一冊。About出版社河出書房新社出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁阿部ともみ[ESSSand]装画平沢下戸Amazonで見る