一覧に戻る文学・評論七つ空、二つ水ことばを風や波、光になぞらえ、三十一文字でできた小さな宇宙を歩く短歌集。日々の些細な揺らぎや自然の営みに耳を澄ます一冊である。表紙は水彩と色鉛筆を思わせる淡いタッチで、上部から枝垂れる新緑、白い空を横切る二羽の燕、花弁のような色点が余白いっぱいに散る。縦組みの明朝で静かに置かれたタイトルが、装画の透明感をそっと支える。風と水と光の循環を、紙面そのものがゆっくり受け止めている。About出版社キノブックス出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁宇都宮三鈴装画中上あゆみ