一覧に戻る文学・評論ふちなしのかがみ辻村深月日常のすぐ隣に開く異界を、少女たちの視点で描く怪談集。鏡の縁が消えるとき、こちらと向こうは静かに通じ合う。表紙はくすんだ生成りの草地に、朱色のきのこ、長い髪をまとった花、揚羽蝶、てんとう虫、灰色の猫やうさぎが点在する細密な絵画。タイトルは白い短冊に明朝で据えられ、生きものたちは互いに無関心なまま同じ画面に共存する。整いきらない奇妙な静けさが、現実と異界の境目をそっと曖昧にしていく。About出版社角川グループパブリッシング出版年2009年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁高柳雅人(角川書店装丁室)装画山城えりかAmazonで見る