一覧に戻る文学・評論猫は抱くもの猫と人との関わりを十の物語として綴った短編集。それぞれの「幸せのかたち」を辿る中で、温もりと切なさが静かに重なっていく。表紙は水彩で滲ませた赤い椿や黄、緑の植物が白地いっぱいに広がり、その合間に紺色の猫のシルエットが点々と佇む。タイトルは細い縦組みで余白を生かして置かれ、足元を深い紺の帯がぐっと引き締める。生き物と植物が同じ息づかいで揺れるような構図が、猫と暮らす日々の柔らかな起伏をそのまま映している。About出版社next door design出版年2015年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画宮原葉月