一覧に戻る文学・評論そこにいるのに似鳥鶏日常の隙間に潜む違和や気配を巡る物語。雨粒の伝う窓ガラスの向こうに、こちらを見ているのか見られているのか定かでない人影が浮かぶ。背後にはビルの窓明かりが点々と滲み、手前には血を思わせる赤い飛沫が散る。深い紺青のイラストレーションと、白の明朝で縦に置かれた題字。窓枠が額縁の役を担い、見えているのに届かないという距離が一冊に封じ込められている。About出版社河出書房新社出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画げみAmazonで見る