一覧に戻る文学・評論女が死ぬ松田青子女らしさ」をめぐる違和感や息苦しさを、軽妙な筆致で五十三の掌篇に切り出した短篇集。表紙は黄色を背景に、大きく口を開けたサメと、その手前で退屈そうにガムを膨らませる緑髪の女性を描く。手描きの荒い太字のタイトル、ターコイズ色の帯が滴のように垂れ、緊迫と気だるさが同じ画面に同居する。呑まれる寸前でなお平然と息を吹く姿が、本書の冷ややかな笑いをそのまま映している。About出版社中央公論新社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁大島依提亜(カバー・帯・表紙・本扉)装画我喜屋位瑳務Amazonで見る