一覧に戻る文学・評論戦飯戦の最中に束の間の火を起こし、腹を満たす――兵たちの食をめぐる物語。表紙には笠をかぶった武者が森の暗がりで焚火を囲み、串の先のものを炙る姿が描かれる。揺らぐ炎が顔と草地を温かなオレンジに染め、背後の木立や柵は夜の青に沈む。その鮮やかな寒暖の対比のうえに、白い筆致の太い題字が大きく重なる。戦場という非日常のなかにも変わらず灯る、食の温もりを思い出させる一冊。About出版社pon-marsh出版年2016年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁名和田耕平デザイン事務所装画pon-marshAmazonで見る