一覧に戻る文学・評論ごめん。加藤元ごめん」という言葉が使われる場面を切り取った連作短編集。表紙は水彩のやわらかな筆致で、レースのドイリーを敷いた小さなスツールに置かれた黒いダイヤル式電話と、その受話器へそっと伸びる手が描かれる。壁のカレンダー、下段に積まれた書物とメモ帳、眼鏡が、ある家の昼下がりの空気を編む。タイトルは縦書きの黒い明朝で静かに置かれ、下帯はノートの罫線を思わせる緑。受話器を取る前のひと呼吸が、そのまま本書の入口になっている。About出版社集英社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁小川恵子(瀬戸内デザイン)装画佐野みゆきAmazonで見る