一覧に戻る文学・評論フォトグラフール写真について綴った作家の随想集。表紙は一枚のモノクロ写真——木の柵に手のような前肢をのせ、こちらを真正面から見据える山羊の眼差しが、本を開く前から読み手をたじろがせる。タイトルはピンクから青紫へと滲むメタリックな書体で写真の上に大きく置かれ、帯がわりの黒い円形シールには「写真。嘘が溢れる世の中で唯一信じられるもの。」の一文。被写体の異物感と甘い色の活字、断言する短い言葉が、写真と文章の境界をゆるく揺さぶる。About出版社有山達也出版年2008年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁有山達也+飯塚文子