一覧に戻る文学・評論ふたりぐらし桜木紫乃夫婦ふたりの日々を、派手な事件もなく淡々と、しかし確かな手触りで描く連作短編。台所に立つ男の背中と、食卓につく女の背中。同じ室内にいながらそれぞれの時間を生きるふたりの間を、緑がかった部屋の色調と、ストーブに載った赤いやかんや足元の小さな暖色がやわらかく繋ぐ。何も起こらないようでいて確かに積み上がっていく日々、生活そのものの厚みを湛えた装画。About出版社新潮社出版年2021年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁新潮社装幀室装画太田侑子Amazonで見る