一覧に戻る文学・評論次の電車が来るまえに越谷オサム各駅の小さな出来事や旅情をすくい取った短篇集。終着駅や乗り換えの数分間に立ち上がる人の気配を、軽やかな筆致で綴る。表紙はアニメーション風のイラストレーション。制服姿の少女が一両編成の電車が停まる商店街の坂道へ向かって歩き、空のグラデーションから建物の影、線路際の駅舎までを淡い黄と濃い青紫のコントラストで描き分ける。タイトルは抜けの良い白抜きで上空に置かれ、夕刻と早朝のあわいのような時間が、待つことの甘やかさをそのまま画面に閉じ込めている。About出版社新潮社出版年2022年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁川谷康久(川谷デザイン)装画田中寛崇(ライラック)Amazonで見る