一覧に戻る文学・評論オーバーヒート千葉雅也哲学を背景にもつ書き手による、思索と身体感覚が交わる小説集。コロナ禍以降の日常で揺らぐ「私」の輪郭を、静かな筆致で照らし出す表題作ほかを収める。カバーは夕暮れとも夜明けともつかぬ雲を全面に配し、深い青と橙が拮抗する一瞬を切り取った写真が用いられる。タイトルは縦に白抜きで雲塊の陰影に細く寄り添い、英題と社名のみが下部に控えめに沈む。熱を孕みながらも沈着な、過熱と冷却のあわいを留めた装い。About出版社新潮社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Creditsカバー写真Wolfgang TillmansAmazonで見る