
俳人の堀本裕樹が「ひぐらし先生」となり、弟子との問答形式で俳句の作り方を説いていく入門書。NHKテキスト連載に句会編・吟行編の書き下ろしを加え、例句120句と上達のヒントをまとめた一冊。表紙は淡いベージュ地に、青いジャケットとオレンジのネクタイを締めた眼鏡の男性が水彩のにじみで描かれ、手には花柄の紙袋を提げている。タイトルは黒い手書き文字で大きく組まれ、帯には急須と湯呑みから「ええで〜」と吹き出しが伸びる。ゆるやかな線と余白が、教室の堅さをほぐし、語りかけの体温をそのまま装丁に置き換えている。
著土田牧子
装丁tobufune
装画中島梨絵
NHK出版 / 2024年
エンターテイメント