一覧に戻る文学・評論雪のマズルカ雪のちらつく夜、温かな灯のともる路地裏にひとり佇む人物を描いた装画。マズルカという舞曲の名を冠したタイトルが、静かな夜の情景に揺れるリズムを重ねる。深い青の壁と建物が画面の大半を占め、地面に落ちるオレンジ色の光が雪の白を浮かび上がらせる。俯瞰気味の構図と斜めに伸びる路地が物語の奥行きを示し、白抜きのタイトル文字が淡い陰影をまといながら雪片と溶け合う。寒色と暖色のせめぎ合いが、孤独と人恋しさの両方を一枚に閉じ込めている。About出版社旭ハジメ出版年2005年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁東京創元社装幀室装画旭ハジメAmazonで見る