
文学・評論
怪談喫茶ニライカナイ 蝶化身が還る場所
沖縄に伝わる海の彼方の異界の名を冠した喫茶を舞台に、奇妙な祭事や住民、ひそやかに跋扈する怪異を描く連作の第二巻。表紙では暗闇のなかに和装の人物が浮かび、その周囲を赤い金魚と蝶が漂う。赤と黒を基調にした画面に白抜きの縦書きタイトルが鋭く切り込み、人物の爪先の朱と帯の鮮烈な赤が呼応して画面を引き締める。彼岸と此岸の境にひそむ物語の温度を、緻密な装画と引き締まった文字組みが静かに導いている。
About
Credits
- 装丁
- 太田規介(balcolony.)
- 装画
- 秋赤音

















