一覧に戻る文学・評論あの日、ぼくは龍を見たながすみつき こより38年前の温泉郷へタイムスリップした少年が、同級生の少女とともに「臥龍の大祭」の復活に挑む児童文学。さびれゆく温泉街の未来を背負う、ひと夏の冒険譚である。カバーは深い藍に沈む夜の温泉街を背景に、橙色の灯りを纏った金色の龍が建物の上をうねるように立ちのぼる。手前には浴衣姿の少女と半袖の少年が小さく佇み、提灯の光が二人の輪郭をやわらかく縁取る。タイトルは鮮烈な黄色で大きく置かれ、闇と灯火のコントラストが、忘れられた祭りの記憶を呼び起こす一冊の手触りを伝える。About出版社PHP研究所出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鷹觜麻衣子Amazonで見る