一覧に戻る文学・評論悲劇のヒロイン赤川次郎題名が告げるのは、ささやかな日常から滑り落ちていく女性の影と、その悲哀のドラマだろうか。人気作家による文庫の一冊を、夜の街を走る車内の横顔がとらえる。装画では、車体に艶やかに映り込む街灯の橙と、ぼかされた夜景、窓の奥の人物像が重なり、温度の高い色面とフレームの幾何が画面に静かな緊張を生む。縦組みの白い書名が、ヒロインの面影をそっと前景化する。About出版社双葉社出版年2019年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁西村弘美(角川書店装丁室)装画げみ(Karon)Amazonで見る