一覧に戻る文学・評論最後の巡礼者(下)SveenGard+田口俊樹スカンディナヴィアから届いた警察小説の下巻。封じられた過去を追う巨編の終幕を、針葉樹の森に倒れたひとりの姿が静かに告げる。淡い緑灰の絵筆で霧深い森を描き出し、画面の中央には深紅の衣をまとった人物が一点だけ崩れ落ちる。書のような掠れ文字が木立に薄く重なり、下端には白地に太いゴシックの帯。沈黙する森に置かれた赤が、語られなかった歴史の輪郭をなぞる。About出版社竹書房出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画サイトウユウスケAmazonで見る