一覧に戻る文学・評論銀杏手ならい西條奈加江戸の手習所「銀杏堂」を舞台に、新米の女師匠と筆子たちが助け合いながら育っていく奮闘物語。表紙は降り積もる銀杏の黄葉を画面いっぱいに敷きつめ、その黄金の海のなかに着物姿の師匠と子どもたちを点在させた手描きの絵で構成されている。明朝体の縦組みタイトルは右側に大きく据えられ、淡い緑の帯に置かれた「希望」の二文字が、舞い散る葉と子どもらの輪郭をやさしく束ねている。鮮やかな黄と土の色味が、季節の移ろいと人が育つ時間の重なりを静かに伝える一冊。About出版社祥伝社出版年2020年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁岡本歌織(next door design)装画丹地陽子Amazonで見る