
健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて
清潔さや健康、道徳的秩序といった「まともさ」が現代人に課す不可視の圧をめぐる社会論。メンタルヘルスや都市設計、コミュニケーションを横断しながら、令和の生きづらさの輪郭を素描していく一冊。表紙はオリーブグリーンの粗い織布を地に、白の明朝でタイトルを縦に大きく組む。布目の質感が指先に触れるような手触りを伝え、装飾を排した文字だけが静かに立つ構成は、説教でも告発でもなく観察として書かれた本書の姿勢に重なる。下部に巻かれた生成りの帯が、息のつまる主題にひと呼吸の余白を差し込む。
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Credits
- 装丁
- 鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)

















