一覧に戻る文学・評論百年法(上)山田宗樹不老不死の処置を受けた国民に、百年後の死を義務づける——架空の法が施行された日本を舞台に、制度と人間の生をめぐる思考実験を描く長編の上巻。カバーは、配管が遠近法的に奥へ収斂していく薄暗いトンネル状の写真をモノクロームに沈め、その上に白抜きの太い明朝体でタイトルを大きく載せる。著者名や英題は細い欧文と漢字で控えめに添えられ、無機質な構造物の反復が、永遠と有限のあいだに引かれた一本の線を静かに照らし出している。About出版社KADOKAWA出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁國枝達也(角川書店装丁室)カバー写真Construction+Corbis+amanaimagesAmazonで見る