一覧に戻る文学・評論首切り島の一夜歌野晶午孤島を舞台にした一夜の出来事を描くミステリ。閉ざされた場所と限られた時間が、人間の暗部を浮かび上がらせる。深い藍の夜空に燃え立つ松明の炎、岩肌に張り巡らされた繊細な線、その奥にぼんやりと佇む人影——装画は荒々しい筆致と細密な描線を併せ持ち、明と暗、熱と冷たさを一枚に閉じ込めている。白抜きの明朝体タイトルが画面を貫き、揺らめく光のなかで物語の予感だけが静かに立ち上がる。About出版社講談社出版年2022年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)+吉田友美(welle design)装画いとうあつきAmazonで見る