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羊は安らかに草を食み
文学・評論

羊は安らかに草を食み

宇佐美まこと

認知症を患う八十六歳の老女が辿る、最後の旅と「秘密の絆」を巡るミステリ。失われゆく記憶の奥に沈んだ真実が、静かに浮かび上がってくる。カバーは、青空に切り立つ岩盤の島を浮かべた油彩風のイラストレーション。緑の草原の頂に小さな赤い屋根の聖堂が建ち、断崖の下には雲が漂う。和文タイトルは細身の白抜き明朝で縦に置かれ、島の側面には欧文タイトルと著者名のローマ字が手書き調で淡く添えられる。地に足のつかない記憶の島と、それでも灯り続ける小さな信仰の像が、物語の余韻と静かに重なる。

About

出版社
祥伝社
出版年
2021
判型
四六判 / A5判 サイズ
ジャンル
文学・評論

Credits

装丁
國枝達也角川書店装丁室
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