一覧に戻る文学・評論熊金家のひとり娘ある一家のひとり娘をめぐる物語。家族という閉じた器の内側に、ほどけぬまま沈む記憶や秘密の気配がにじむ。表紙は淡い水色の余白に、透き通った氷の塊がひとつ。閉じ込められた黄色い球体が三つ、解けぬまま浮かんでいる。タイトルは骨太な書体で大きく縦に組まれ、氷の硬質な透明感と対比をなす。冷たく保たれた何かが、開かれるのを待っているような一冊。About出版社まさきとしか出版年2018年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁印南貴行(MARUC)Amazonで見る