一覧に戻る文学・評論犯罪SchirachFerdinandvon+酒寄進一ドイツの現役刑事弁護人が、現実の事件を素材に紡いだ短篇集。一人ひとりの人生が罪へと滑り落ちる瞬間を、抑制された筆致で静かに掬い上げる。表紙は白地を斜めに切り裂くように黒い余白が侵入し、その内側で渦を巻く線描と、中心にひと筋だけ置かれた赤がただならぬ気配を放つ。掠れたタイポと手書きめいた筆致が、整然と狂気のあわいを行き来する。罪の輪郭がほどけ、人間の像がにじみ出てくるような一冊。About出版社東京創元社出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁中村聡装画柳智之Amazonで見る