一覧に戻る文学・評論自分にふさわしい場所言葉と写真が並走する、日々の断片を掬い上げる一冊。表紙の上半分は、ひしゃげて錆びついたガードレールがアスファルトの白線とともに無造作に切り取られた写真で占められ、下半分は沈んだグレーの地に細い縦組みの和文書体だけが静かに置かれている。何ということもない路上の景色を、装丁が広い余白とともに差し出すことで、誰も気に留めないような場所こそが自分にふさわしいのだという、控えめな宣言として届く。About出版社ホンマタカシ出版年2004年ジャンル文学・評論Credits装丁寄藤文平