一覧に戻る文学・評論月と散文又吉直樹著者にとって10年ぶりとなるエッセイ集。日常の機微や記憶の断片を、繊細で内省的なまなざしで掬い上げていく一冊。装丁は深い紺地に、若い女性の横顔を大きく配した色鉛筆描き。輪郭から覗く片目が静かにこちらを見つめ、髪や肌は淡く重ねられた線で丁寧に立ち上がる。タイトルは控えめな金色の縦書きで、絵を妨げず暗がりに沈むように佇む。視線ひとつに宿る感情の揺らぎが、ページの内側で言葉へ変わっていく予感を抱かせる表情である。About出版社KADOKAWA出版年2023年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁関口修男(プラグイングラフィック) 星野久美子(プラグイングラフィック)装画松本大洋(プリグラフィックス)Amazonで見る