一覧に戻る文学・評論佐渡の三人長嶋有親族の集まりで佐渡へ渡る三人を描いた長嶋有の長編小説。日常の延長にある旅と、家族のあいだに流れるささやかな時間が、軽やかな筆致でつづられる。表紙は水彩で、白地のうえに青のさざ波、緑の岸辺、桃色の岬らしき陸地が淡く滲む。波打ち際を歩く三つの人影と小さな舟が、画面に静かな奥行きを与えている。タイトルは黒の手描き文字で軽く傾き、絵と一体になって、ひと続きの旅の気配を立ち上げている。About出版社講談社出版年2015年判型文庫ジャンル文学・評論Credits装丁坂野公一(welle design)装画前田ひさえAmazonで見る