一覧に戻る文学・評論蛇の道行加藤元蛇の道行」というタイトルが、どこか流転や旅路を予感させる一冊。装丁は、赤と土色のまだら模様で覆われた山が深い青空にそびえ、その裾野にパッチワークのように広がる色とりどりの原野が、版画的な筆致と濃密な色彩で描き出される。点描やストライプ、植物の輪郭線が幾重にも織り重なり、土地そのものが呼吸しているかのよう。題字は白い短冊に収められ、奔放な絵柄を静かに引き締めている。歩み出す前から、物語の景色が立ち上がってくる。About出版社講談社出版年2016年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁池田進吾(next door design)+67装画片岡球子Amazonで見る