一覧に戻る文学・評論ヴィクトリアン・ホテル下村敦史超高級ホテルの一夜に交錯する、善意と悪意を描く群像ミステリ。朱赤と金に染まる大階段、シャンデリアの光、階段の途中に佇む女性と制服姿の男のシルエットが、ヴィクトリアン様式の重厚な装飾とともに浮かび上がる。白抜きの縦組タイトルが画面を大きく裂き、下部のマゼンタ帯が華やぎに鋭い緊張を差し込む。豪奢な舞台の艶と、その奥に潜む不穏が、一枚の絵のなかで静かに拮抗している。About出版社実業之日本社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画いとうあつきAmazonで見る