一覧に戻る文学・評論神のダイスを見上げて知念実希人頭上を裂く一筋の光と、ブランコに腰掛けて夕空を見上げる二人。降ってくるものを前に、それでも遊具にとどまる時間の物語が、群青とマゼンタが滲み合う空に重ねられる。流星らしき軌跡、横切る数羽の鳥、赤く沈む木道と草地。装画は穏やかなのに、空のどこかが軋んでいる。縦組みの白い明朝で右上から落ちるタイトルが、見上げるという行為そのものを差し示している。About出版社光文社出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁大岡喜直(next door design)装画げみ(Karon)Amazonで見る