一覧に戻る文学・評論明日なき身老いと生の余白を見据える私小説。明日を持たぬ身として、それでも繰り返されてゆく日々が静かに綴られる。表紙には大きな嘴を持つ鳥が一羽、淡い灰青と象牙色で柔らかく描かれ、こちらへわずかに首を振り向ける。背景はくすんだ榛色で、白抜きの細い書体が縦に走り、画面全体に乾いた光が満ちている。立ち尽くす一羽の佇まいが、書名の含むあきらめと矜持にそのまま重なってくる。About出版社講談社出版年2006年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)装画吉實恵Amazonで見る