一覧に戻る文学・評論死にがいを求めて生きているの朝井リョウ平成を生きる若者たちが、生きる意味を見いだせずに揺れる群像劇。淡く咲く桜の下、芝生で身を寄せ合う子ども二人の写真を、縦組みの明朝体タイトルが静かに切り分けるように配される。柔らかな春の光と、墨色で刻まれた重い問いかけの落差。無邪気な瞬間を覆う文字の沈黙が、誰とも比べなくていいはずの世界に潜む息苦しさを、表紙の段階から穏やかに告げている。About出版社中央公論新社出版年2019年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁bookwall(五藤友紀、松昭教)カバー写真濱田英明Amazonで見る