一覧に戻る文学・評論ミシンの見る夢PitzornoBianca+中山悦子19世紀末イタリア、家々を渡り歩いて針仕事を請け負うお針子が、上流家庭の意外な秘密を目撃していく長編。ミシン一台を手に自立の道を切り拓く少女の物語。表紙は仕事机に向かう娘を中央に置き、蔓草と花、蝶や小鳥を金茶の線で精緻に縁取った装飾画が画面を取り囲む。纏うドレスには橙の花文様が大胆に咲き、布地そのものが物語の主役を引き受ける。針の細やかさと縁飾りの密度が、紙面の上で静かに響き合う一冊。About出版社河出書房新社出版年2021年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁名久井直子装画NaffyAmazonで見る