一覧に戻る文学・評論泣きかたをわすれていた落合恵子母を看取り、いつしか涙の出し方を忘れていた自分に気づくまでの日々を綴った長編。表紙は黒い芯をもつ白い大輪の花、深い紫の球状花、淡い藤色の穂が繊細な手描きで全面に描き込まれ、生い茂る草葉とともにひとつの野を立ち上げる。小さな白い余白に静かな緑で置かれた縦組みのタイトルが、その茂みのなかにそっと佇む。声にならない感情を、咲き続ける草花がただ受け止めている。About出版社河出書房新社出版年2018年判型四六判 / A5判 サイズジャンル文学・評論Credits装丁鈴木成一デザイン室(協力=遠藤律子)装画こうのかなえAmazonで見る